Material Romeo – まてりある・ろみお

サラリーマンはカッコいい

*

ミニマリストになりたい。書籍「減らす技術」から学ぶ達成志向マインド。

   

ミニマリストになりたい。

 

昨年頃から耳にするようになったミニマリスト。
ユーチューバーになりたい!と博多華丸がいったあの勢いそのままに、私は今、ミニマリストになりたい、と言いたい。

 

なんでって、モノが多い。
子供が生まれてモノが増えた。それは仕方ない。でも、大人のモノがそもそも多過ぎる。「大人のモノ」ってなんかエロい感じになっちゃったけど。
もともと、嫌気がさすくらいに我が家はものが多い。服とかタオルとか、靴とか。結果、部屋がゴチャゴチャして居心地が凄く悪いし、結局、あるべき場所に戻される事なかったモノ達がその辺に転がってる。片付けても片付けても何故か、いつも違う場所にあるペンとか、爪切りとか体温計とか。でも、一番許せないのは妻の靴。何足あるんだよって。お前の足は何本あんだよって。言いたい。言ってやりたい。捨てろって。あと服。毎シーズン「服が足りない」っていってる。あぁ言ってやりたい。お前が週に2度同じ服を着たからって誰も困りはしないのだよ、、、、と。別にインスタグラムにせっせとその日のコーディネイトを公開するプチ有名人でもあるまいに。そういうのはテラスハウスに出演してからやって下さいと。

 

とは言っても、私もこれまでどっちっかっていうと「捨てられない」側の人間。「いつかまた着るかも」が座右の銘って言っていいレベル。でも着ない。でも捨てない。ただただ所有するという意味不明。
なので、今私が妻に「捨てろ。さもなくば俺がお前を捨てる」的な事をいっても説得力が無いワケです。

 

で、先日、突如思い立ったんです。
2016年。まずは自分がミニマリストになろうと。

 

で、休日にいざ書店へ。
横浜はみなとみらいにあるTSUTAYA。スタバ併設のいかした本屋。ここは流行のキーワードにそって関連書籍を上手く選んで並べてるのが好き。

 

おぉ、、、あるじゃない。ミニマリスト本が沢山。

IMG_3386
どれにしようか迷ったんですが、とりあえず直感的に良さそうなものを読む事にしました。

 

それが、「減らす技術」。
帯に書いてある「もっと少なく、もっと豊かに」の言葉。胸に刺さった。これだ。今の俺に必要なスキルは。

 

IMG_3390

 

いわゆるミニマリストになる為の「ノウハウ本」とは少し違う

 

一応、中身を読んでから買ったつもりだったんですが、似たようなタイトルの本が多くて、どれがどれだか分からなくなったせいか、、、、買って読んでみると、、、なんか思ってたのと違う(笑)

 

私的にはもっとこう、具体的なノウハウを学ぶつもりでいたんですよね。
収納術とか整理術とか、服は何着あればいいとか、1つ新しい服を買ったら古いの1つ捨てるルールを作るとか。そういうの。

 

併設のスタバでスターバックスラテを飲みつつ読み始めたけど、、、ノウハウが出てこない。てゆーか、もう結構読み進んじゃってる。ラテの氷とか溶けて水の膜とかできてる。

 

で、気付いた。

 

これ、ノウハウ本ちゃうわ。

 

そう、、、これは、なんてゆーか、マインドの本でして、家の中をシンプル&クリーンに保つっていう「ハード」の話ではなくて、いかに物事をシンプルかつ確実にこなしていくかっていう「ソフト」の話。

 

思ってたのと違う、、、なんて一瞬凹んだんですが、もう買っちゃったんで読み進めると、タメになる事が結構書いてあって気がついたら読み終わってました。
もう、スターバックスラテの氷は溶けて、なんか汚い感じになってましたけど。

 

いかに”達成”するかという事

 

この本を一言で表すならコレに尽きると思います。

 

部屋をいかにこざっぱりさせるか?という話ではまったくありません。目標を立てていかにそれを実現するか?という話です。有限である貴重な時間をいかに使っていくか?という話です。
なので、具体的な収納術なんかは一切でてきませんので、いわゆるミニマリスト的な部屋作りのノウハウを学びたい人にはあまり役に立たない本です。ですが、私のような普通のサラリーマンにとっては中々タメになる事が結構書いてあります。

 

特に、毎年のように「今年の目標」を掲げるけど、全く達成できずに翌年を迎え続けている人、、、、まあ、私もその部類ですけど(笑)、、、には凄くオススメ。

 

重要なものを選択し、それに向けて集中し、達成する。この本で書かれてるのはそのための技術です。言うのは簡単なんですけど、難しいですよね。
目標を立てても、忙しかったり、他の事に目移りしたりして結局何一つ達成できない。でも、「なんで上手くいかなかったのか?」は深く考えずに「次回は頑張ろう」で済ませたり、根性とか気合いが足りなかった、みたいな精神論で片付けたりしてませんか?

 

私は少なからず思い当たるフシはありましたんで、この本を読んで良かったなと思ってます。
今までは、「目標が達成できない」=「頑張りが足りない」って思い込んでたんです。まずそこに対する考えがガラっと変わったのは大きな収穫でした。

 

他にも私のような「未達成難民」の方に役立つ技術が沢山紹介されているんで、いくつか紹介したいと思います。

 

 

ワン・ゴール方式

 

これはこの本のコアの部分の1つ。

 

名前の通りで、一度に1つのゴールに集中して取りかかるやり方です。
ふつう仕事では、いくつものプロジェクトを同時進行させられるような、いわゆる「マルチタスク」の力が「優秀である」ことの条件のように言われますよね?一見するとそれの逆をいってるような考え方ですが、実はこちらの方が物事の達成度という意味では効果的という事がよく分かります。

 

基本的な考え方としては、自分がこの先実現したいゴールを設定(弁護士になりたい、など)して、それを細かいレベルのゴールに細分化して、それを1個ずつやっつけていく、というもの。

 

本書の例を抜粋しますと、

 

ワンゴールが「弁護士になること」だとしよう、ロー・スクールに入って、そこで3年間勉強したあと、司法試験を受けて合格すれば晴れて弁護士になれる

 

この場合、最初のゴールはおtにかく「ロー・スクールに入学すること」だろう。

 

ワン・ゴールを選んだら、次はその中の小さな「サブ・ゴール」に着目だ。1〜2ヶ月で達成できそうなサブ・ゴールを設定しよう

 

第一のサブゴールはリサーチだろう。好きな地域にあるいいロー・スクールを探してその中からベストを選び出す

 

サブ・ゴールの達成に向けて「週間ゴール」を決めよう。今週はインターネットで検索したり図書館へ行って、「好きな地域にあるいいロー・スクール」を見つけ出す

 

てな感じで、どんどんゴールを細分化していく方法です。
最終的なゴールが大きければ大きいほど、このようにやるべき事を小さなゴールに分けていく事で、毎日小さなタスクをクリアしながら、常に最終ゴールに向かって前進し続けられる、という事です。

 

目標を達成できない原因として、「思ったより大変」と思ってしまう事があるのではないかと思います。
それはもしかするとゴールがまだ大き過ぎて、もっと細かく分解する必要があるのかも知れません。ゴールが大き過ぎると何からやっていいか分からないですし、圧倒されてしまって「自分には無理」と焦った結論に達してしまう事もあると思います。そうなってしまうと、そこから先は手が動かず、結局はフェードアウトするようにやらなくなってしまうのではないでしょうか?

 

買いたいものは30日リストに書く

 

私のようにモノが多い人は、衝動買いをしてしまう事が多いのではないでしょうか?

 

人は論理的に考えて比較検討するよりも、感情でモノを買って理屈で納得する事が多いものです。家とか車とか高額なものになればなる程、比較検討をする事は増えますが、服やなんかは衝動買いするケースが多いんじゃないでしょうか?本当に必要かどうか?って事は実はどうでも良くて、とにかく一目惚れしてしまって欲しくてたまらない。もうすぐボーナスも出るし、、、なんつって「よし!買っちゃおう!どうにかなるべ!」的なノリでクレジットカードを切る人、多いんじゃないでしょうか?もう最後の方は考える事すら放棄してる状態(笑)

 

欲しいものを買うのは全く悪い事じゃないです。
ただ、そこに冷静さが無いのが問題で、これが結局、部屋に溢れかえるモノ達が生まれる大きな原因の1つになっていたりしません?私は思い当たるふしが結構あります(笑)

 

何か買いたいと思った時は、まずリストに書こう。その日の日付も忘れずに。そしてリストの日付から30日経過するまでは絶対に買わない。その頃になれば欲望は消え失せてしまっている可能性が高い。

 

私達は、必要かどうかという事よりも瞬間的な物欲を満たすために買物をする事が少なくないので、いらぬモノを増やさず、本当に必要なものにお金を回すためにもこの方法はいいなーと思いました。早速実践中です。

 

エクササイズが続かない理由

 

・最初からハード過ぎるメニューに挑戦し、燃え尽きたり怪我したりする
・最初の1〜2週間で結果が目に見えないので、モチベーションを維持できない
・2,3日中断するとエクササイズの習慣に戻れなくなってしまう

 

 

毎年、6月くらいに「今年の夏こそはバッキバキに割れた腹筋を、、、」とか思う。
仕事返りに本屋にいくとTarzanが目に留まる。「腹筋を割る」なんて特集を組んでる。「コレだ!」と買って読みふけるも、いつもと同じ慣れ親しんだ体型で今年も夏を迎えた。

 

そんな人、多いはずです。

 

なんなんですかね、Tarzanがもたらすあの意味不明なモチベーションは(笑)
とりあえずTarzan買っただけで少し痩せたんじゃねぇかって錯覚する事さえある。

 

レベルはあとで少しずつ上げていけばいい。最初は抑えておくのがカギだ。

 

 

何か新しい目標を立てたばっかりの時は、自分で盛り上がっていて、どんな苦難も乗り越えられるような錯覚に陥っているもんです。
そんで最初から飛ばしすぎちゃう。激しく筋肉痛になるような筋トレをしたりとか、、、で、燃え尽きて続かない。

 

大切なのは、僕らは自分で思ってる以上に根性が無く、飽きっぽいという事を予めわかっておく事。

 

だから、最初の目標設定は抑えておいて、とりあえず「習慣」にする事に集中する。
それが大事です。

 

Tarzanだって、色々な筋トレ法とか、食事制限方法とか色々と載ってますけど、あんなの全部できない。よくよく考えたら。
だって、書いてる事全部実践したら、朝からヘルシーな弁当を作って、駅ではエスカレーターを使わず、デスクではちょっと腹筋運動して、夜は9時以降は食べないように調整して、腹筋、スクワット、腕立て、、、っていう。アスリートかっていう(笑)絶対無理です。でも、なぜかできる気がしてしまう。それがTarzan。でも、続かない。それがTarzan。

 

なので、まずは筋トレだけに集中して、それが習慣化されたら食事制限も取り入れるとか、その逆とか。
とにかく、一度に色々と手をつけず、やりやすいものから着実にこなしていこう、というのが本書のメッセージでした。

 

 

まとめ:1が10になり、10が100になるって事なんじゃない?

 

私がこの本を読んで思ったのは、何よりも大事なのは、完璧に100を目指すよりまずは目の前の10をこなそうよ、って事。

 

目標を立てた時はそれを達成して輝いている自分しか想像してない事が多い。
資格試験に受かったとか、高価な車を買ったとか、スリムになったとか。

 

で、その過程の大変さを十分に想像できてない。さも簡単に実現できるように思ってしまう。
だから現実のあまりの大変さに心折れてやめてしまう。100を追って結果何も結果を残せない。

 

この本で伝えているのは、100ばっかりを見るんじゃなくて、それを50+50に細分化して、さらに10+10+10+,,,,,に細分化して、細かくなったゴールを一個ずつ確実にこなそうぜ、って事なんじゃないでしょうか。
その10があつまって100になる。最初から一足飛びに100にいく事なんて無い。それを理解している人は、自分に合ったペースで目標設定ができるし、きちんと実現できるんだと思います。

 

この本はいわゆる「だんじゃり」の本とは違って、ミニマリズムの「マインドセット」の部分にフォーカスしたものなので、先に言ったように「整理整頓」「部屋をスッキリさせる」みたいなノウハウは書いてありません。でも、プライベートから仕事まで幅広く使えるミニマリストとしての思考の仕方についてはよく理解できると思います。質素に生活しなさい、という事ではなくて不要な煩わしさを失くして身軽に楽しく生きていこう、って内容。色々やってみたい。自分を変えたい。でも何やっても続かない。そんな人は手に取ってみるとモヤモヤがスーーーッと解消されるかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 - 書籍レビュー