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Vゾーンに”アート”を 〜 ミラノから着た新進気鋭ブランド

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最近、気になっているネクタイブランドと言えば。。。

Kinloch(キンロック)。

一部の有名セレクトショップやメンズ専門百貨店では既に取り扱いがされています。2013年にできたブランドでまだ歴史は浅いようですが、老舗ブランドに無い斬新なデザインが目を引いてやみません。

最初見た時、あまりの奇抜さに「え、マジで?フザけてんの?」って思ったんですが、どこか引き込まれる不思議な魅力があります。キンロック先輩。

Sourced from: http://www.hankyu-dept.co.jp/

Sourced from: TOMORROWLAND

そのユニークなアニマル柄やイケイケな配色にビビってしまうのですが、何故かVゾーンにきちんとネクタイとして成立してる。。。

その理由の1つは、この柄が“手書き”である事。
一般的に出回っているネクタイのようにコンピューターソフトで図柄を規則的に並べていくのではなく、手で書いて、その絵をスキャンして取り込む手法を取っているようです。

何故、ちまちまとそんな面倒な事をするのか。アホなのか。PC使えないのか。

否。

手に取ると分かるのですが、手書きだからこそ生まれる、不完全さや”滲み”が全体の印象を柔らかくしています。

最初からコンピューター処理で綺麗に描画して配置してしまうと、あまりにラインがシャープでバキバキでただの眩しい派手派手ネクタイになってしまう。手書きによって生まれた”少しぼやけた感じ”がこのド派手なネクタイを上手くVゾーンへ馴染ませる事を可能にしています。

この辺りはイタリアの国柄が良く出ていて好感が持てます。イタリア人って適当そうに見えるけど、かなり職人気質。服飾はもとより自転車なんかも芸術の域に押し上げてますよね。ピナレロとかデローザとか。

私は今の商社に移る前、印刷関連の資材を海外に売る仕事をしてまして、イタリアに行った際に、ベネトンの服の印刷を請け負っている会社の製造ラインを訪問しました。職人さん達が、シルク印刷で刷って、目で見て品質を確かめてるんですが、そこの責任者のオジちゃんはマジで頑固一徹な感じでした。

華々しさだけが目立つイタリアの文化はそういう頑固者の妥協無き精神によって確立されたのでしょうね。

さて。滲みで柔らかさが出ているとは言っても、このKinlochのネクタイをするには多少なりとも、勇気が必要です。失敗すると大けがしますから。なんか、かなり趣味の悪い「イタリアかぶれ」の烙印を押されかねないレベル。

勇気を振り絞る、というのも1つの手ではありますが、世の中、皆が勇者ではありません。勇者だけではドラクエもFFも成り立たないのです。アナタが「俺、勇者じゃないわ。どっちかって言うと、魔法師?とかそっち系。たぶん」という感じであれば、派手なネクタイをする為のコツを抑えながら取り入れていきたいところ。

先ずは、シャツも色柄モノをぶつけて中和させ、溶け込ませる。シャツを白や薄い色の無地としてしまうと、ネクタイだけ浮きます。なんか、その道の方のようなクドいようなケバいような「ヤラしい」感じになってしまうので、シャツのトーンも少し上げてバランスを取る事をオススメします。強めのストライプやギンガムチェックなど。

セレクトショップでも百貨店でもシャツに合わせてくれますから、どんなシャツを合わせるかきちんと店員さんに相談しましょう(笑)。

後は、これから秋冬なのでベストやカーディガンを使ってVゾーンを狭くする。中にベストやカーディガンを着ると、ジャケットのボタンを閉めているかどうかに関わらず、かなりVゾーンをせまくする事ができます。

特にKinlochのようなド派手なネクタイは、Vゾーンが狭いと、ちょうど良い「アクセント」になります。ベストが無いと、上着のボタンを開け放った瞬間、首もとからお腹までド派手が占有してとっちらかる可能性が高いのですが、Vゾーンを絞ると、かなり派手なものでもチラっとしか見えないのでかなりオシャレに見えます。

Vゾーンの面積とネクタイの派手さの相関についてはまた今度詳しく。

あー、、、明日から仕事だ。

一日行ったら祝日だけど。

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