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Italo Ferretti 〜 至高のイタリアン・ネクタイ。最高の職人業と色彩の融合

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最近はセレクトショップやデパートでかなりイタリアン・ブランドのネクタイが並んでいますよね。

 

FRANCO BASSI(フランコ・バッシ)、LUIGE BORRELLI(ルイジ・ボレッリ)、STEFANO BIGI(ステファノ・ビジ)、Mattabischi(マタビシ)、、、などなど挙げればキリがありません。が、どうも腑に落ちないんです。

 

何故、Italo Ferrettiが無いんだ、と。

 

こんなにも魅力的なネクタイブランドはそうそう無いってのに。
ネクタイ、というか服に限らずですが、芸術性(アート)と職人技(クラフトマンシップ)の高次元での融合とでも呼ぶべきものがイタリア製品の真髄だとすれば、ネクタイで言うそれは正にItalo Ferrettiじゃないか?と思う訳です。

 

時計も、車も、ロードバイクも。
世界はイッターリア!に夢中なワケですが、それはやっぱり「品質」が高く、かつ「見た目もクール」というあの独特の国民的センスによるところが大きい。日本は「品質」「技術」といった部分には特化しているけど、それをデザインと融合させるのがとにかく下手っぴな国な気がします。良く言えば、玄人ウケするっていうか、渋いのが好きな人には愛されるっていうか。SUBARUとか良い例ですな。見た目っていうより、技術って感じ。選ぶ人もそこを重視してる。

 

車業界ではTOYOTAが覇権を争っていて、SUBARUがコアなファンに愛され続けているんで、日本のプレゼンスってのも中々に素晴らしいけど、やっぱネクタイはまだまだですな。
って、車とネクタイを同じ物差しで比べても仕方ないんですが。。。

 

自前プリントのファブリックが織りなすアートな色彩

 

イタロ・フェレッティ程に色彩が豊かで、デザインが美しいネクタイブランドを私は知りません。
本当に油絵から飛び出てきたような発色の良さに上質なシルクの光沢の深みが合わさって、この上ない高級感があります。

 

このブランドがひと味違うのは、まずFabric(生地)のデザイン〜プリントを自前でやっている事です。
ネクタイは元より、生地も販売しているんですね。

 

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スクリーンショット 2016-03-27 1.02.11Sourced from: Italo Ferretti

 

ここで、「おや?」と思った方いると思います。
そう。生地にプリントされた「Brioni」の文字。

 

かのイタリアを代表する高級ブランドであるBrioni。
ここのネクタイのデザイン〜製造までを請け負っていたのがItalo Ferrettiなのです。

 

つまり、Brioniの少し奇抜で優雅なデザインと、ヌメリのあるしなやかなシルク生地はItalo Ferrettiのなすところ、というワケです。
いわゆるOEMという事になりますね。Brioniは自分のブランドネームで優雅で高品質なタイを市場に送り出す事ができたし、Italo FerrettiはBrioniの名前でその確かな技術の高さを世に知らしめた訳です。BrioniとItalo Ferrettiの関係はかつての日本電機メーカーと台湾の下請けメーカーみたいな感じですかね。もともと、ACERだとかASUSだとかは、NECなんかの下請けだったけど、そこで技術を蓄積して、やがて自立して自分のブランド名で製品を展開するようになりました。Italo Ferrettiの場合はBrioniから技術を学んだワケではありませんが、Brioniという名の知れたブランドの看板の下で下積みをして、やがて自分のブランドネームで独立した、って感じでしょうか。

 

ちなみに、普通のネクタイブランドはどっかの生地メーカーから生地を買ってきて、それを使ってネクタイを製造します。
コーヒー屋さんが豆を仕入れるみたいなもんですね。でも、Italo Ferrettiは自分とこで生地からデザインする。ここがデザインの制約の上で非常に大きな違いが生まれます。世の中のネクタイってのは大体、ストライプ、小紋柄、ドット柄、、、といった基本形が存在します。生地屋から生地を買う場合、大抵はこういう「よくある柄」を使う事になります。生地メーカーからすれば、やはり王道のデザインが売れる訳で、Brioniが使うような高級だけど奇抜な生地ばっかり小ロットで作っても商売にならんのです。悪く言えば、当たり障りの無いデザインの生地を沢山作って色んなアパレルメーカーに卸す、と。

 

Italo Ferrettiが奇抜ながらアートで、発色のよい美しい生地でネクタイを作れるのは、そこの制約が無いから。

 

 

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あー、、、、カッコいいすわ。美しいすわ。
絶対に他人とかぶらないですよね。

 

 

詰め込まれた技術の粋

 

イタリアのネクタイブランドが格段に凄いのは、やはりネクタイ作りへの姿勢が全く違うところ。
マリネッラがセッテピエゲを発明したのもそうですが、やはりネクタイというものを高めていこうというマインドがあります。

 

で、Italo Ferrettiですが、なんと、、、ネクタイ作りに関する8つの特許を保有しています。

 

おいおい、、、ネクタイ作りに特許なんてあんのかよ、、、って感じですが、それだけ真摯に向き合ってるって事ですよね。

 

 

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例えば、特許番号00065は「バランス・タイ」と呼ばれるもので、ネクタイと同じ生地を小剣部分に縫い付けて補強する事で重みが増し、ネクタイを絞めた時に適度なバランスを保つ事ができるようになっています。
オシャレでありながら、技術をふんだんに織り込んだ職人肌な一本。それがItalo Ferrettiの魅力です。

 

下の写真は手持ちのItalo Ferrettiです。小剣の先端に、赤の無地の生地が縫い付けてあるのが、バランス・タイです。

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一本は持っておきたい、ネクタイの芸術品

 

Italo Ferrettiのネクタイは本国でも大体250ユーロくらいなので、軽く3万円はしますね。
まあBrioniと同じくらいですかね。あとは、Tie Your Tieあたりと同じ価格帯。

 

つまり、あれです。

 

気軽に買えない(笑)

 

 

BrioniやTie Your Tieはそもそも日本に店もあるし、手に入り易いですが、Italo Ferettiは無いんですよね。。。
ホント、こんなに素敵なブランドなのに。何故、日本に無いのか。

 

ちなみに、Italo Ferrettiはネクタイの型毎にナンバリングをしているこだわりっぷり。
Brioniのネクタイにもついてますが、大剣の裏に印字されてます。下のブラウンのネクタイですと”pois n F039″とか書いてあるんですが、それですね。

 

Material Romeoでも少ないながら、たまに出品をしているので、ピンときた方はすぐ無くなってしまうので是非チェックして見て下さい。
ちなみに、この記事を書いている時点で、下の写真の2点がございますので、是非チェックしてみて下さい。

 

 

 

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